ナイル女史と

サンパウロ郊外の彼女の別荘にて

ナイル女史のプロポリス

 

 市瀬ナイル女史はサンパウロの日系2世の女性でわしの古くからの友人である。いろいろ苦労されたが全然そんなことは感じさせない堂々たる体躯の陽気なおばちゃんである。みそ汁やつけものが大好きで、むろん、日本語もぺらぺらだが「私はブラジル人」と誇らかに答える。豪傑肌の人柄だ。

 プロポリスは、ブラジルが世界のトップをゆく。これは昆虫学からいうと、南米のハチはアジアのとちがう系統、アフリカ系のどう猛な種類なんだ。どうもこの種のものがつくるプロポリスの方がアジア系より強力な効果 をもっているらしい。またブラジルのような広大な自然があってこそ、道路のアスファルトなんぞが混じり込まない上質のプロポリスがうまれる。だからナイル夫人の作品は何度も国際大会のグランプリをとっている上質のものだ。

 プロポリスというのは、「ハチヤニ」として知られる生薬で古代から傷薬(きずぐすり)としてギリシャ・ローマの兵士たちに用いられてきた歴史がある。が、この10余年で研究がすすみ、ガンやエイズにまで効果 のあることがわかってきた。なに、ブラジルのジャングルには不思議な生薬のもとがまだまだ眠っていて、欧米のバイオ関係者や薬品業者が持ち出そうとするのを、ブラジル政府が制限しているほどだ。

 で、わしもたばこの吸いすぎとか、いろいろさすがにこのトシになるとガタがくるんで、むかしはバカにしていたのを飲み始めたのだが、えらく調子がよい。

 最初半信半疑で飲み始めた私の友人で、何人もがその効果に驚いたもので、いつだったか、もう5,6年前から博物館においておくことにした。そのころは日本ではたいして知られていなかったのだが、ここ数年でえらくブームがおきたのか、よく買っていく人がいる。どころか、最近では日本からわざわざ問い合わせてくるひとが後をたたない。

 最近「博物館で買ってきて飲んだらよかったけど、あんたのホームページをみても、どこへ注文してよいかわからない」というメールまでくるようになったので、紹介しておくことにした。

 わが博物館にこられた方、あるいは私の知り合いなどでこのプロポリスを飲んだことがあって、特にご希望される方におわけしているが好評だ。

                2000年 9月   橋本捷治


 

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