満水期のアマゾン河 例年6月20日前後に満水を迎えるアマゾン河は今年は少し早く6月15日に 満水を迎えた。 そこで、アマゾン河とネグロ河の合流点から21キロ下流にある友人の経営するリバーサイトホテルを足場に撮影を試みた。

2007/6/14 撮影

 

 

 

  アマゾン河の水とネグロ河の水は水質が違うため、なかなか混じり合わず、ホテルの目の前を平行して流れている。現在はネグロ河の水の方は多いため川幅の8割近くをネグロ河の水が占めているが、これからだんだん減って来て、年末には逆にアマゾン河の水が6割近くになる。 6月14日は9時から11時まではホテルの裏庭ともいうべきトレッキングコースでムシを追って撮影したが、雨期の影響が色濃く残り、森も昆虫もまだ乾期にシフトしておらず、残念ながらムシは非常に少なかった。

午後は水中林に向かう。 満水のため乾期には歩いて30分以上かかる場所へモーターボートで直接乗り付ける。乾期には頭上5メートル位 であるランをボートに座ったまま、目線で見ることができる。頭上ではサルの群れが喧しい。 あちこちに名も知らぬ花が咲いている。いずれもボートの上で座ったまま、目線で観察出来るのがうれしい。

翌15日はホテルから数キロ下流のラゴ デ ヘイス(湖の王様の意)へ向かう。途中でネグロ河の黒い水は飲み込まれて消え、砥の粉色と云うか、みそ汁のような薄茶色一色になる。ラゴ デ ヘイスはその名のとおり、マナウス近郊では一番大きい湖でマナウスに供給される魚の重要な漁場でもある。 水また水、アマゾン河と湖の境界線が判らない。満水のため湖岸の家々も水のなか。人家によってようやく境界線の見当がつく状態である。 湖には漁師の姿が目につくが、水が多くポイントがしぼれないため、ろくな 魚が捕れていない。写真はほとんどピラニアしか捕れなかった漁師である。 食虫植物オオタヌキモの花があちこちに咲いており、シラサギ等の群れも時折目につくが、エサの魚が少ないというか、水が多く捕まえにくいためか、釣りに来る9月頃と比べると鳥の数は圧倒的に少ない。ヌーボーとしていて写 真になりにくい。ま、写真ですべて、というわけにはいかない。興味を持った方はぜひご自分で来られたい。自分の目でみるとなかなかのものだ、とわかってもらえるとおもう。

 
じゃあ、またくるからな ばいばい  

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